1/10スケール・クトゥルフ神話TRPGシナリオ「灰色の侵略」
1/10スケール・クトゥルフ神話TRPGシナリオ 「灰色の侵略」 著:内山靖二郎(アーカム・メンバーズ)
シナリオ概要
さて、みなさんは、それぞれの仕事や用事で、SDM理化学研究所という研究施設を訪れています。 ただ、全員ここに来るのは初めてで、ここでどんな研究がされているのかはまったく知りません。 研究室は地下にあり、エレベーターで下りると、出迎えの所員があなたを応接室に案内します。 そこは来客用のテーブルセットがあるだけのシンプルな部屋で、ほかの探索者たちもいます。 職員はテーブルにある皿を指して、「そのグミでも召し上がりながら、もうしばらくお待ちください」と、抑揚のない口調で言いました。 そのグミは灰色をしていて、どんな味がするか想像もつきません。 あなたはグミを食べますか? 食べませんか?
シナリオ情報
1/10スケール・クトゥルフ神話TRPG プレイ時間:1時間 程度 プレイ人数:2-4人 推奨 舞台:現代日本
1/10スケール・クトゥルフ神話TRPGとは?
『1/10スケール・クトゥルフ神話TRPG』はTRPG未経験のプレイヤーに『クトゥルフ神話TRPG』を知ってもらう最初のステップとして活用していただくことを目的に制作されています。『クトゥルフ神話TRPG』を簡略化し、遊び方の説明からプレイ終了まで1時間程度で終わるようになっています。 ただし、このシナリオのみではプレイできません。キーパーは『クトゥルフ神話TRPG』(ルールブック)を一通り読んでおり、クトゥルフ神話や用語について知っている必要があります。 『1/10スケール・クトゥルフ神話TRPG』はボードゲームにも似た雰囲気を持っていますが、元となる『クトゥルフ神話TRPG』と同じく、キーパーはシナリオの内容を厳守する必要はありません。キーパーの好みや、探索者の行動に応じて、自由に改変してかまわないのです。 なお、罫線で囲んで書体を変えてある個所は、キーパーがプレイ中に実際に読み上げるせりふになっています。
クトゥルフ神話TRPGとは?
一見、普通の人々が恐るべきクトゥルフ神話の脅威に立ち向かう、神秘と恐怖のTRPG(テーブルトーク・ロールプレイングゲーム)です。各プレイヤーが自分で作ったキャラクターを演じ、進行役とも相談しながら物語を勧めていく対話型のアナログゲームです。 【公式サイト】 https://product.kadokawa.co.jp/cthulhu/